あまいんだ、これが。
甘味ドーピングでもしてるんじゃないか、という甘さ。
『エピクロス』の反動で、フランスからちょっと離れたい気分。。。
とかいいながらも、半日いい教材を探したりして。
自家中毒みたいなもんでしょうか。
金曜日、やすらぎ提でヨーガをやって思いっきり焼けました。
開放感は癖になるけど、あつい。
早朝だともっと気持ちいいかも。
それにしても、こういう時、違う世界にひっぱってくれる友達の存在はありがたいです。
卒業して10年以上も経ってから再会できた友達、やっぱり縁ってあるなー。
高校の時から「大人」で、いつもすごいなー、いいなーと思っていたけれど、
本物の大人(?)になっても、やっぱりまろやかで、素敵だったSちゃん。
会えてよかったー!
ずっと、「自分が何かになれば、確固たる『私』を見つければ、崩されたりしない、安心できる」
と思って走ってきたけれど、
誰かがやっていることを「大変だったね、がんばったよ」と認めて声をかけることのほうが、何かができる、能力があるということよりずっとずっと大事なんだと気づかされました。
考えてみたら、周りには必ずそういうほとけさまみたいな人がいたんだな・・・。
「居てくれて、ありがとう」
entité
絢爛。
クジャクサボテンが花を開くとき、いつも息を呑む。
どうやったらこんな深い色がだせるんだろう。
『クレヨン王国』だ。
弱い、弱い、わたしの心。
respiration
doucement, doucement...
力んで発音がこんぐらかる私に、「息をはいて、はい、ふーっ」と、奴は言う。
一緒にふーっ、ふーっとやっていると、くやしいけれど落ち着いてくる。
87%はバカで構成されていると思っていたけれど、そういう時だけはちょっとぐらりとした。
考えてみれば、あいつも、あたしも、バカだった。ほんと。
なんとなく、思い出したこと。
家の外壁塗装も山場を迎え、家に居ると軽くラリって来る今日この頃。
「いんや~、ホワイトハウスになったんねぇ!」
と、顔を見る度に塗装屋の親父さんは言う。とっておきのジョークなんだろうか。
塗装屋さんは雨が降ると働けないので天気情報に詳しい。お天気おじさん並に詳しい。
明日新潟市は80%の降水確率だそうです。
日本を離れてから、日本の雨が好きになった。
日本の晴れも、日本の雪も、風も、闇も。
明日から徐々に早起き目指そう。
ジュ スゥイ マラード・・・
twitter始めました。 PROFILEにいますので、たまにつぶやきを覗いてやって下さい。 具合わる・・・ 寝ます。 Je suis malade... complètement malade... という歌がぐるぐるしてる あ でも あれは 「完全に彼女にイカレた」という恋に落ちた男の歌だったっけ まいいや ねよう ....................................................... Tu pourrais m'attendre un peu pour la réponse à ton petit commentaire, stp?
alliance
ふたりのしあわせも、ながーーーくのびますように。
結婚式に餅つきは、初めて見る絵だ・・・。
つきたてのおもち、おいしかった!
果たして、どこのパーティー会場でもあるものなのかどうかわからないのですが、私にはかなり珍しいものがたくさんありました。
チョコレートが湧き出るマシンとか(フルーツのチョコフォンデュらしい)。
前日、「例の」美容室・F氏に、さんざんふんどし話を聞かされ、若干へっぴり腰になりつつ向かったのですが・・・
余興の抽選会で、映画ペアチケットをゲット。ポップコーンとソフトドリンク付でにんまり。(←映画館で食べるポップコーン好)
何見に行こうかな・・・半年あるから考えよう。
「会う人みんなが『ホントいいひとだね~』って言う」という旦那さんを持つ花嫁さんも、やっぱり『いいひと』なんだよね。
このまま、ずーっとこんな感じで楽しく幸せなんだろうなー、と二人を見てて思う。
いいね、いいね。
Penser à toi.
Je pense à toi.
という表現が好き。手紙の最後に使ってもいい。 もうすぐ亡くなって一年が経つバベさんの奥さんが、試験前のわたしによくそう言ってくれた。「来週の水曜、13時半(に試験がある)に、あなたのこと思うわね。」 見えない力を頂いた。 ・・・・・。 過去形にして、Je pensais à toi というのも、嬉しい。「きみのことかんがえてた」って言われると、なんでか温かくなりますね。 ふと、「後悔しないように」という言葉が浮かんだ。 「もっと~すればよかった」という悔いはたくさんあったけれど(今もたくさんあるけれど)、 「~しなければよかった」と、やってしまった自分の行動に関して咎める気持ちは、そういえば、ない。 尊い行為ばかりしていたかというとそんなことは全くなくて、寧ろ浄化のための修行のようなもので、 恥ずかしいことも、情けないことも、卑怯なことも、迷惑をかけることもした。たくさんした。 正当化するつもりはない。 それでも、やっぱり「やらなきゃよかったのに」はない。 「ああ、そうか。ひょっとしたら、今の私は、前よりも、ちょっと、いいやつかもしれない。」 恐々、つぶやいてみる。
Faire semblant
y'a qqch qui m'echappe...
社交辞令か本気か、どちらにせよ振られることの多い話題上位3:
一位「その服、向こうで買ったの?」
二位「フランス人の彼氏いなかったの?」
三位「また向こうで暮らしたいでしょ?」
(関係ないけど、最近3という数にとても敏感になってしまいました。
世界のナベアツのお陰で。
頭の中で数を数えるときも3の倍数でアホになりそうになります。
それで、3の倍数の時には必要以上に気を引き締めるので、ますます怪しくなります。
この間、授業で数字をやったときにも危なかった・・・)
で。
3位の質問には、「とんでもねぇ!もうごめんだす。」と答えていて、その気持ちに偽りなし!と思っていたのだけれど、
明日のNHK文化教室パッション!フランスの資料を作っていたら、うっかりmal du pays(ホームシック)...
ここ数日「水曜日は大忙し!」の画像をチェックして、ナントの地図を探し、写真を並べまくって、ナントの歴史を総まとめして登場人物の整理をしていていたのが原因だろか?
(つっこみ用スペース)
気づいたら、自分用の資料が山のようになっていて、だんだん3の倍数しか数えられない状態に近づいてきたところで、最後にすんでいたアパートの写真が出てきた。留めを刺されました。
未だに、2008年分の住民税を払えとかいうとんちきな手紙が届く土地なので、永住したいとはやっぱり思えませんが、遊びに行きたい・・・
それにしても、新潟の輸入食材とかお菓子を売っているところをしらみつぶしに探したんですが、LUのPetit beurreは見つからなかったのがショックです。
もうねよ・・・
logomachie
Aut insanit homo, aut versus facit.
Nec sine te, nec tecum vivere possum.
不機嫌
Cette règle vous semble-t-elle juste?
ものさしが、柔軟かどうか。
その「ものさし」、あなたの心にぴったりきますか?
と、問いたくなるようなことが色々あります今日。
正義も思考停止のひとつになっていることに気づかない。
でも、思考がはっちゃけてしまっても、やっぱり困る。
母の結婚式に頭から納豆のたれをかけて反逆精神を体現し、お店の人に追いかけられました。夢の中で。
夢の中の母は微妙に別人で、父はいないことになっていて、わたしと共に腹をくくって(というか、実際私がそそのかされていたような感覚が残っている)納豆のたれを頭からかぶって逃げてくれた彼は、いったいどこの誰だったのだろう???
読んでいる本のせいで自虐的なのはわかるけれど
(例のカラマーゾフ、昨日眠りにおちる前に読んでいた部分は、リーズが自分の指をドアにはさんでつぶすシーン)
夢の中でかなりヘタレな表現(なっとう)に摩り替わっているところがなんとも切ない限りです。
言いたいことが色々あるのだけれど、いまいちはっきりしない。こういう時は黙って、言葉のかけらが下まで落ちて思考の水がクリアになるのを待つ。
定規はフランス語でrègle。 決まり、規則のこともさす。
この記事で、201記事書いたことになります。色々と節目だな。
音を愉しむ
Duo S&S
本日は新潟・フランス協会の例会と成嶋志保さん・井上静香さんのバイオリンとピアノのアンサンブルコンサート、そしてディナーパーティ。 この二人の息ぴったりの演奏はすんばらしかったです。 ヴァイオリンは喋っているみたいだったし、志保ちゃんのピアノも相変わらず楽しそうでした。会場が、ピアノの音を下に響かせ、ヴァイオリンの音色を上に反響させながら適度に吸い込む感じだったので、双方の音がそれぞれ際立って聞こえて気持ちがいい! 15日(火)には第四ホールでこのデュオが聞けます。お勧め。 「耳で聞く風景」 ヴァイオリン 井上静香 ピアノ 成嶋志保 2008年4月15日(火) 18時30分会場 於 だいしホール 入場料3,000円 まだ席に多少余裕があるそうなので、ご希望の方は 025-233-4355 (成嶋) まで。 さて。こちらには土曜日のアトリエの授業のまとめなどを毎週書いてきましたが、今週ちょっとカオスなスケジュールのため、発音についてまだUPできてません。ごめんなさい。 発音を取り上げた授業はまだ続きますから一通り終わったら整理して書こうと思っています。 フランス語の発音は難しいとよく言われます。確かに、日本語には存在しないとされている音を発音したり聞き取ったりしなくちゃいけない。不可能を可能にせよと言っているようなものです。 どうやったら、発音が上手くなるのでしょう?と聞かれる度に、明快な答えに詰まってしまって、もじゃもじゃ言ってごまかしていたのですが、フォネティックについて色々と考えたり調べたりしているうちにふと、答えが浮かびました。 愛することです。 怪しい・・・。(自分で言うか) ですが、この一言に尽きる気がします。フランス語の発音を愛して、たくさん口にし、たくさん聞く。上達の最上の方法は千差万別ですが、どんな手法を取っても最終的にはここに来るのでは。 私は発音するのが好きなので、朗読もよくやります。煮詰まると何か声を出して読んでいることが多いです。好きな発音とか、好きな言葉、言い回しがたくさんあります。初めて出会った単語は使いたくなります。 つい言いたくなる発音は、subjonctif(条件法)の動詞とか、ignの音とか、発音記号で言うと/y/(日本語の「ゆ」に近い音とか、昔は苦労したouの音、思い出深いuneの音・・・ とにかく発音は発音しなければ習得することはできません。 まず恐れずに口に出してみることから始めてみて下さい。楽しい、好きだなというのが継続につながります。 おしらせ。 e-corの新しいロゴを作って貰いました。2パターンあります。餅は餅屋、デザインができる人がうらやましい・・・。 リニューアルしたe-corのTOP PAGEをどうぞ見てやってください ↓
Monts et merveilles
Cher Monsieur S,Bien reçu.
Merci pour tout!
Très affectueusement à toi,
M.S.
あれから約9ヶ月。 面倒くさいことをすべてやって貰って届いた卒業証書。自分の名前が書いてあることがなんとなく不思議。 日本の春は実に5年ぶりなのだけれど、なんだか去年もこうしていたような気もしないでもないし、そういえば、今頃はもう試験も迫り、さらに最後の提出課題で戦々恐々としていたような記憶も微かに(大変だったことはすぐ忘れる)。 愚痴を聞いて貰い、荷物を持って貰い、最後には卒業証書を取ってきて貰って、すまぬ、S氏・・・とことんテイクアンドテイクでごめんなさい。もう、そういうやつだと思ってあきらめて下さい(ひらきなおり)。 それにしても、国際郵便とは思えないくらいパーフェクトな状態で届いた封書には感動しました。 証書よりそっちを写真にとろうかと思ったくらい。封筒から抗菌コートっぽいエネルギーがひしひしと感じられました。言いすぎ? こういう手続きって、一回でさくっと行ったためしがない私には、この恐るべきスムーズさ加減はまさにエプリル・フール状態で、 「そんな名前の生徒は存在しないとか、そもそもそんな生徒の登録はないとか言われるんじゃないか?」とぐるぐる・・・ 「これだから、フランスってやつは!」とか捨て台詞も一応考えてたんだけど。 ・・・なんか、フランス生活で不幸慣れしてないか? 処理する人が違えばこうもつつがなく済むものなんですねー。はぁ(なんかため息)。 お蔭さまで、やっと一区切りつきました。 謝謝。 ********************************** monts et merveilles モン エ メるヴェイユ [驚き目を見張る素晴らしさ。] ジャック・プレヴェールはこれをもじって Démons et merveilleux / Vents et marées...という詩を書いた(Sabre mouvant)。エロ美しいポエジーでございます。Parolesに収録。
cogito
un peu de silence...*
最近、ディーパック・チョプラの本を読んでいる。 「宇宙の真実」というやつにどうやったらリンクできるのかと、richesse matérielle à la fois spirituelle (物質的、同時に霊的な豊かさ) というものをどうしたら手に入れることができるのか、を説いているものを読むことが多いのだけれど、不思議とみんな同じことを言っている。国とか、時代とかを超えてシンクロしている。 だいぶ前から、必要だなーと思っているのが「空白(スペース)」なのだけれど、 物質的なスペース、たとえば余計な物を持たないなんていうことには結構気をつけていたけれど、精神的なスペースというものをまったく考えていなかった・・・。 情報が多すぎると思いながらも** 新聞を読み、テレビを見て、ネットをチェックして、本を読む、音楽やラジオを聴く、映画を見る、電話する、散歩する、書く、食べる・・・ これを全くしないでただ、文字通り「être(在る)」という時間を作ることは、やっぱりどうしても必要らしい。自分という型から、一旦もっと大きいところに帰るというような。 何かを持っているという体験をする時、やっぱりその前には空白ができる。つい最近気になっていた「寝てまえ暗記」なんかもそのシステムなんだろうな。 ego(エゴ)ということをもう一度考え直そうと思う。 ---------------------------------- * un peu de silence : (アン・プー・ド・スィロンス) ちょっとだけ静かに ** 常に情報通であることや、トレンドに詳しい人のことを 「branché(e) ブろンシェ」と呼びます。「つながってる」てな意味なんでしょうね <brancher,接続する、コンセントを入れる
e-cor フランス語コミュニケーション教室 動詞 III & 否定形
第18回 にいがた国際映画祭が2月16日から開催されますが、フランス映画のひとつがなんと!この間手に入れたばっかりのMercredi, folle journée... 邦題「水曜日は大忙し!」でした!上映が土曜日ということもあるので、教室のみんなで見に行けたらいいのでは?と思っています。ナントを網羅できる楽しい映画ですよ~
映画祭についてはこちら→(Click!)
ここまで、動詞の第1ベース、そして必要不可欠な4つを習って来ましたが、あと4つ、とてもよく使う動詞なのが
savoir pouvoir vouloir devoir
知る、~できる(可能だ)、~たい(希望する)、~なければならない(義務である)
これらは第3ベースに属する動詞になります。
(※e-corでは従来の第1グループ・第2グループ・第3グループという動詞の活用グループ分けをしません)
特徴ある活用をするので、これらは割りと覚えやすいものになっていますが、あれれ?どっちだったかな・・・と混乱することもしばし。
それは、単数の語幹と複数の語幹が違うからなのですが・・・例えば
je peux だけど nous pouvons
この変化は-ER動詞には見られないもの。
どっちだったっけ・・・となったら、思い出してほしいのが、原型=nous/vousの法則。
nous と vous は原型の語幹にいつでも忠実です。
例 :
pouvoir → nous pouvons
vous pouvez
devoir → vous devez
また、savoirも含めてこれら4つは3人称複数 ils の形が独特。
私はこの形を発音するのがなんだか好きです。
ils peuvent veulent doivent savent
(「プーヴ」「ヴール」「ドワーヴ」「サーヴ」)
この形をばらしてみると、単数の語幹+原型の2つ目のシラブルの子音+-entという形なのがわかります。doiventを例にとってみると、
単数形の語幹 doi
+
原型の2つ目のシラブルの子音 de voir
+
ent
= doivent
なのです。
それからもうひとつ、この日に覚えたのは否定文。
動詞をne pasで挟むのが基本の使い方です。
pasについて、「一歩」という意味の男性名詞として使われるのですが、もともと古フランス語では「一歩も進まない」という意味の否定でのみ ne marche pas という風に使われていて、否定する動詞の種類によってpasの代わりに色々なものが入るという話をしました。
例えば、「一口も食べない」 の場合は mie (ミ)を使って je ne mange mie
(このmieは「パン・ド・ミ」の「ミ」で、パンの身の柔らかい部分を指しますが、「パンくず」という意味もあります)
だったり、
「一言も答えない」なら je ne réponds mot ("mot"モ は「一言」とか「単語」という意味の男性名詞)になるし、
「ひとつも持っていない」になると je n'ai point ("point"ポワン は「点」のことで、ピリオドもpointと言います。ne pointの形は結構最近まで残っていました。アカデミック(というかもはやアルカイック)な雰囲気が漂います)
などなど。
このパターンの多さを考えると、学習者にとっては現在はne pasにほぼ統一されていて良かったなあーとしみじみ思います。
更に、口語では ne がほとんど消えかかっていて、
J'sais pas (= je ne sais pas 「知らない。」)
T'en as pas ? (Tu n'en as pas ? 「(それ、)持ってないの?」)
T'es pas là ? (Tu n'es pas là ? 「そこにいないの?」)
なんて言います。ちなみに、Tu も「T'」となることが多くて、
Tu es(トゥ エ)が T'es (テ) に
Tu as (トゥ ア)が T'as (タ)
となるのは有名。
J'sais pasは「シェパ」と発音されて、もはや原型は跡形もなしの状態ですが、「なんていうの」とか「よくわかんないけど」みたいな責任逃れの意味でよく文章中に挟まれたりします。
Comment je le trouve ? J'sais pas, moi... peut-être ça va aller ?
(どう思うかって?えー・・・まあなんとかなるんじゃないの?)
こういうニュアンスのある喋り方ができるようになると、学習者独特のカクカクした感じが薄れてこなれて聞こえてくるようになるのかもしれませんね。
自己回帰
雪の合間を縫って、一瞬。
Voilà une petite pièce bleue qu'elle pense avoir entrevue...
Et moi, je la crois. *
本日、ヨーガ教室。 先生のあつみさんが、昨日ふと見たような(気がした)青空を、実は私もamorのすぐ横の水溜りに発見していたという、シンクロのようなシンクロでない話。 先週と同じように、アロマヒーリングharuさんのアロマを使ったリラクゼーション。 きもちえかった~ アロマというのは鼻が利かないとだめなのかと思っていたのですが、先週風邪のピークでまったく嗅覚が死亡していた時でもからだから浸透して効果があったのにはびっくりしました。 (やる気の出るアロマのおかげ(?)で、この日は家に戻るなり猛烈に雪かきをし、授業の準備を3コマ分もやっていた・・・恐るべし・・・) フランスでも古くからアロマテラピーというのはあったので、café amorのアトリエ・フランセでもコラボできたらいいなー。 あつみさんの教えて下さるヨーガで、うわー新鮮!と思うことはたくさんあるのですが、 身体の中心を探るというのがなかなかすごい。 自分の中心がどこにあるのかなんてあんまり考えてみたこともなかったけれど、そういえば小さいころに、上を向いて手を横一直線に伸ばしてぐるぐる回ってトリップして遊んでいたことをなぜか思い出しました。 (私は、昔からよく上を眺めている子供で、そのせいでよくどぶにはまって痛い目にあっていました) 太極拳も、やっぱり常に中心を意識して動かないとバランスを崩してしまうものですが、流れの中でのバランスなのでそれ程深く考えたことがなかった・・・(その辺が、修行不足)。 太極拳もヨーガも、今の私にはなくてはならないものになってきています。 haruさんのカエルカードというのを引かせてもらったのですが、キーワードは「自己回帰」答えは今の自分のなかにある、だから大丈夫・・・。 そう、あるってわかってるんですが、確固たる自信がなくて、その答えを死守する覚悟がない。 あ・・・当たっていますな、さすがは自分にカエルためのカードです。 自分の「作品」なんだもん、こつこつと築き上げていけるよう精進しよう・・・「修行好き」らしいし、私(笑。 ----------------------------------------------------- * 彼女が見たと思ったのは、こんな小さな一片の青だったんだ・・・ 彼女は、確かに見たんだと、私も思う。
雪の降る町で
思い立ったが吉日。
色々と書くことがたまってまして・・・ 急に六日町まで小旅行。 うおぬまコミュニティカフェの交流会に参加をしてきました。→(Click!) 一面白の世界には圧倒されて思わず無言になってしまいますねー。久しぶりにごっつい雪を見て感動しました。 そんな六日町は、意外にも外国人留学生がたくさん居てびっくり! 交流会では、なぜか留学生たちに囲まれる角のポジションに座ることになってしまい・・・ほとんど日本語を話さず仕舞い。あー、留学時代に一気にタイムスリップしたようでした。それにしても、もうちょっと英語をなんとかしないと、フラ語までブレーキがかかってしまうなー。スイッチの切り替えがうまくいかないのでフランス語に英語で答えたり。いかに機能に錆がかかっているかいやというほどわかりました。 外国語を上達するための100のリストというのをみんなで作っていたのですが、 フランス人L君は、「そんなの置いといて話をしよう」と言い出し、私が電車の時間があるので席を立つまで延々と「如何に日本人は能率が悪いか」という話について論議をする羽目に・・・ 「日本人はあんなバカみたいに働いても、生産力は低い。俺たちフランス人は、もっと少ない労働時間で世界第5位の生産力をキープしている」 この、「俺たち最高!」加減。でも、フランスのGDP順位は6位だか7位だと思うけど・・・(日本は2位)。 「だいたいから、日本人の男女の差って理解できないね。俺はあんな風にあほみたいに働いて、それを全部奥さんに使われるなんて我慢できないよ。」 うむむ・・・。 「それにしても、なんで窓口って所には男しかいないわけ?女ってなにやってんの?シンジュク行っても、ロッポンギに行っても会社終わって飲みに行ってるのは男ばっかりじゃん。おかしくない?」 いや・・・ワタクシ、お勤めしておりました頃は、同僚と飲みに行ったりしておりましたけどね。相当飲み歩いておりましたけどね。 彼は、何かあったのか?という位、この話題に固執していました。何かあったんだろか。 確かに、偏った見方ではあるし、彼はまだ若いから、男女、夫婦というものの関係を、自国の伝統的な背景にしか照らし合わせることができないというのもあります。フランス人は決して女性蔑視の国ではないと彼らはいいますが、そんなことはない。 奥さんを家に残して旦那さんが飲み歩くとか、安定のために結婚にしがみつく女性・・・どこの国にでもいるはずなのに。離婚率を見れば、決して威張れたもんじゃない。 なにより、彼がそういう視点で自身が現在滞在している国をせせら笑っていて、それに対して日本にはフランスと同じ位温かい人間関係が数多く存在しているということを伝えることができない自分が歯がゆく、切なく思いました。 夫婦についても、たしかに夫の労働に対する報酬を妻が搾取する(!)という関係もありますが、彼がもっと大人になった時に、「無償で与える」というのが愛情のひとつの形としてある、ということに気がつくのではないかな。というか、気づいて欲しい。 これは、フランス語力の問題ではなくて、私自身がテレビや新聞などの情報に一辺倒の認識しか持ち合わせていないから、「そうは言うけどあんたんとこだって!」というレベルの低い議論にしかならない。 美しくあたたかいものは、国境を越えて美しく映ると私は信じているので、この国の持つ人の、伝統の美しさ、あたたかさというものをもっと伝えていけるような体験をたくさんして、心の引き出しをいっぱい作りたいなと、改めて考えながら帰りました。 外国語を習得するには、決してはずせないのが地盤です。 自分の生まれた国の地盤。 習得する言葉の国の地盤。 不思議なことに、というか、道理ということなのか、 他国を知ろうとすればするほど、母国が見えてくる。 他言語を知ろうとすればするほど、母国語がクリアーになってくる。 この循環は、地球がくれるプレゼントのようだなーと思います。 e-corで縁あって学ぶ方々や関わって頂く方々みんなで、汚いところ、弱いところのある日本という地盤について、沢山の美しさを見出し、それを語ることのできる人になれたらいいですね。 新潟駅のホームで。レールに積もった雪は白鳩のようでした。
教材到着。
字幕製作まもなく取り掛かります・・・。
やっと届いたPascal THOMAS監督の Mercredi, folle journée...
ナントが舞台になっている映画です。
面白いと聞いていたのだけれど、ついぞ見ることなく。
しかもあまり有名ではないので在庫が薄く、Amazonでは中古しか見つからず・・・。
海を越えるとなると、マーケットプレイスでの購入はリスクが高い気がして今回は久々にFnacで注文しました。
字幕翻訳ができたら授業の「ナント・ブルターニュ案内」の一環として使う予定です。
お楽しみに。
「寝てまえ暗記」実験報告。
ラテン語学習者が最初に覚える、名詞の第1語尾活用(デクリネゾン)rosa,rosae(バラ)。暗誦してから寝てみたら、覚えていました。
まあ、これがあいまいになっている時点で、私のラテン語力の危うさがわかるようなものですが・・・。この調子で毎晩何かを覚えつつ寝たら、一年で少なくとも365個の内容をそれほど苦労なくインプット出来るかも、とちょっとわくわく。
それにしても、朝「ちりとてちん」で聴いているだけなのに、五木ひろしの「故郷」はすっかり歌えてしまうという、この記憶力はどうなっているのやら。
creation
2008年作品№1 : レーズン酵母で作ったboule de campagne(ブール・ド・カンパーニュ)。ぎゅっとつまっていながら軽さがうれしいおいしさ。
Il est fascinant de rencontrer ce qui est inattendu lorsque l'on envisage de réaliser un projet. Réaliser, c'est rendre une idée ou une imagination réelle. Une idée "vit" d'abord dans notre corps que l'on appelle le microcosme, et une fois elle sort de cet unique univers, elle est influencée par le monde (et vice versa), se métamorphose à la merci du vent. En ce sens, on ne réalise pas tout seul, mais avec le monde... 計画というのはその通りにいかないから面白いというのもあります。 色々と頭で考えて想像をしたとしても、それは自分の中というミクロコスモスの中での創造で、実際にそれが外界に出されると、様々な風に出会って思いもよらない形に変化していく。そういう意味では、「実現」というのは世界(または地球?)の協力があってリアルになるものなのかもしれません。 e-corの場合も、今後どんな風になっていくのかな?と私自身が楽しみに見ています。 小さいときに通ったお習字教室なんかのように、自宅で塾を開きたいなというのが最初のコンセプトでした。単なる希望ではなくて、そう考える理由はきちんとあるのですが、実際のところは色々なご縁があって外に出ている状況です。 これが今後の教室にどんなインスピレーションと経験を与えてくれるのか、最終的にはどんな形で目指すところに到達するのか、どう引っ張っていくのか? なにかがつかめそうな、なにかがわかりかけているような・・・・ ちょっとこそばゆい気持ちなのです。 ------------! INFO !----------------------- 2008年の時間割が変更になっています。現在、土曜日のNIC駅南クラス以外は調整中になっておりますが、すべてのクラスで生徒さんを募集しております。詳しくはお問い合わせくださいませ。 時間割をチェック→(Click!) お問い合わせ→(Click!) クラス・デビュッタント(初心者クラス)土曜日の午前クラスでは、引き続き参加希望者を募っております。 時間 月4回 土曜日朝10時~11時30分 参加費 4000円/月 場所 NIC駅南 2F 初回は無料体験となります。 3月にはお楽しみのフランスの味試食会もありますよ~♪ すべてのインフォメーションについては、 e-corフランス語コミュニケーション教室のHPで詳しく知ることが出来ます。 http://ec0r.com
Pas mal
こいつぁ春から 縁起がい い か ィ なァ
ちょ ちょ ちょ ちょ ちょ~ん(拍子木)
「吉」とか「大吉」とかのお題目はさておき、おみくじで楽しみなのは「神の教え」。 「願いあるなら親御に頼め、(ここに、父母ぎょっとする)国の御親の神さまに(ここで、父母ほっと胸をなでおろす)」 今年の教えは、「神様と名のつく物にもいろいろある。溺れた時、藁をつかんだのでは役立たぬ」とな・・・ あやしい宗教に入れこんだりするのだろうか。 イチローを追いかけたドキュメンタリーを見た。 「自分」てのはああやって磨き上げていくんだなぁ。 超現実主義っぽいイメージのイチローがゲンを担ぐと言っているのを聞いて、 ラファエル・ナダルのベンチでの「儀式」を思い出した。 見えないリズムを作っていく。 たぶん、自分の中の底の方の、原始的な力にピントを合わせているんだと思う。 伊勢丹でやっているピカソ展を見に行って、確信した。 目で見てるだけではいかんのだ。うん。 さて、明日の新年第1回目のe-corフランス語コミュニケーション教室では、 ちょっぴり予定を変更しまして、耳を使います。 サルコジさんの現彼女の歌声です。お楽しみに・・・。 白山神社に鳩も初詣。 ------------------------------------ pas mal 「悪くないね」 pasはneと共に現れる否定の副詞。malは「悪い」という意味の形容詞。 単に「悪い」を否定するだけでなく、むしろ「いいね~!」とポジティブに捉えられる。
おねんが的小話。
ALEXANDER AND WIND-UP MOUSE 1969 Leo Lionni "Je vous apporte mes voeux. - Merci, je tâcherai d'en faire quelque chose." Jules Renard 「ご多幸がありますよう!私の心からの気持ちをお受け取りください。」 「ほんじゃ、ありがたく頂いて・・・なんかの足しにしておきますわ。」 ジュール・ルナール
・・・2008年はフランスオヤジの小話で幕開けでございます。 この意訳を考え付くのに2日半かかってしまいました。 (それだけに費やしたわけではありませんが) 野暮な解説をしますと、apporter (ses) voeux は直訳で「祝意を運ぶ」という意味で、「新春のお喜びを申し上げます」的に使われます。 tâcherは「努める」という意味の動詞で、+deの後ろに動詞の原形を持ってくることで「~するようにします」という前向きな努力の気持ちを表します。小話中では未来形で使われています。 en faire の en は既出のものを指す代名詞で、「それで」とか「それを」という意味になります。ここでは「mes voeux」を指しています。 例えば隣りの奥さんが、「これ、お土産のプロヴァンス産のブーケガルニなんですけど・・・よろしければお料理にどうぞ、ただ、匂いが飛びやすいので早めにお使いくださいね」 なんていう時に、「あ、じゃあ煮込み料理なんかの時に使うようにしますねー!」 という使い方をするのですが、「慶びと祈りの気持ちを持って来ました」という人へ、「肉じゃがにいれるようにしますわ」的な言い方で返事をする、という話でした。頭をちょっと使わないとわからず、鼻でフンと笑う感じが非常に憎憎しげな、まさにフランスな小話です。 ちなみに、これに対する返事で、H神父様(ご無沙汰しております)が教えてくれたのは、 Chez le boucher La cliente: "Madame, je voudrais une tête de porc." La bouchère: "Un instant, je vais appeler mon mari." 肉屋にて。 客 「すいません、豚の頭をお願いしたいんですが」 おかみ 「はいよ、ちょっと待ってね、家の亭主呼ぶから」 もうがまんならん程ムカつく、とかイヤラシイやつ!!という時、「ブタ!」とののしったりするのですが、うーん・・・イスラムの人には披露できない小話です。 さて。こんな小話合戦を披露したあとでどうよ、という感もありますが、 今年のキーワードは、 Passion! パッション(情熱)です。 キャラ的には熱いのはあんまり好きじゃないんですが、なぜか、今年は熱くなりそうな気がしています。 まー、「藪からスティック」系の熱さを放出しないように気をつけたいと思いますが、冒頭からオヤジの小話では、先が思いやられる気もじわじわとして参ります。 なにはともあれ、みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします!!