しゅわしゅわ
フランスに行ってから好きになったもの: 炭酸水。
色々飲み比べてみたのですが、最近はサン・べネデットに落ち着いています。ベネチアのスコルゼというところで採水した水だそうだ。頭がぼんやりした時はサンペレグリノでしゅわっとしゃきっとなる方がいいのですが、食事にはサン・べネデットの方が泡が繊細でやわらかくていい。
炭酸水というもの、その昔、そういう水があるのだとばかり思っていました。つまり、炭酸入りで湧き出ているのだと思ってたのだ(笑)【!Cf.注下記コメント!】。湧き水というより噴水、というか間欠泉のごとく吹き出るミネラルウォーター・・・汲むのが大変そう。そうではなくて、普通のミネラル水にガスを注入する、と知ったのは留学してからだいぶたってからだったんですが、それなりにショッキングな事実でした。
以前、ecorのアトリエの皆さんにお出ししたことがありましたが、皆さん結構「う~ん・・・」という微妙な反応でしたね。
コーラ、スプライト、ファンタ、ビールのように味付きの炭酸に慣れている味覚からすると、味がしないのにしゅわしゅわしているのはなんだか変な感じなのかもしれません。慣れると、そのピュアなしゅわわにはまってしまうのです。
ちなみに、炭酸水はL'eau gazeuse (ロー・ガズーズ)と言います。カフェやレストランで注文する時は、Une boutaille d'eau gazeuse (ユヌ・ブテイユ・ドー・ガズーズ)と言うと、いくつか種類を置いてある場合は「どの銘柄がいいですか?」と店員さんが聞いてくれます。そうでなければ、自動的にBadoit(バドワ)が出てくることが多い気がするのですが、やっぱり一番メジャーなのかな?
炭酸の入っていない普通のミネラル・ウォーターがいい場合はL'eau plate(ロー・プラット)か、L'eau non-gazeuse (ロー・ノンガズーズ)になります。同じくUne boutaille d'eau plate/non-gazeuseと頼みます。
レストランで「De l'eau, svp(お水下さい)」と頼むと、水道水がカラフに入れられて出てきます。これは無料。有料のミネラル・ウォーターがいい場合は上記のように注文するか、L'eau minérale (ロー・ミネらル)とはっきり言わないとダメなのでご注意。