← アモール珈琲でのAtelier e-cor(アトリエ エコール)では色々な人とコラボレーションができるような教室を計画中。
心技体、自身のすべてをバランスよく鍛えられる、そんなフランス語教室を目指します。
フランス語に心技体って、怪しいことこの上なしですね・・・。
でも!頭でっかちになっても良い事はなし。身体で覚えなきゃだめだなと感じます。
アモール珈琲の写真を取らせていただいたのですが、ばたばたしていたのでアングルが決まらず、お店の雰囲気がいまいち出せない・・・ごめんなさい。
こじんまりした空間と明かりが心地よく、女性の一人客もまったり過ごしていらっしゃいました。その横で、私たちヨガ組は、チャイを飲みつつなぜか占いの話で盛り上がり・・・時間はあっという間に過ぎていきます。なんというか、色々なジャンルとか概念が不思議に共存している、それが妙に落ち着く場所なのです。
アモール珈琲
新潟市中央区西堀通8-1581-18
(025)225-2432
こちらで行うフランス語教室は、NICの正統派(!?)教室とまた違った趣向を探っていきますので、どうぞお楽しみに~
さて、教室レポートも早いものでもう8回目となりました。前回に引き続き動詞を学んで行きます。
今回は不規則動詞ETRE, AVOIR, FAIRE, ALLERの4つ。これはフランス語にとってはかけがえのない動詞。前回の第1ベースの活用と比べてラテン語の形を留めているのです。試しにêtreの活用を比べてみると、
ラテン語 現代フランス語
sum suis
es es
est est
summus sommes
estis êtes
sunt sont
ね?ラテン語にほぼ忠実(読み方は多少異なります)。
口にする頻度が最も高いものだからこそ、不規則なんでしょう。覚えるためには自分で文章を作り、口にしたり書いてみたり、多く触れれば触れるほどなじんできます。
私は単語帳をあまり使わないのですが、不規則動詞についてはカードを作ってゲームのように覚えるのもいいかもしれません。
例 ) 表に Je vais
裏に 私は行く。
あ!もうちょっと動詞の数が増えたら「フラ語かるた大会」をやろうかな。
ちょっと面白いアイデアを思いつきました。
耳の訓練にはやっぱり生のフランス語を常に聞くことが大切です。
今はほとんどのチャンネルがWEBラジオとかポッドキャストを配信していますから、ネットで24時間聞くことができるようになりました。
聞くときのコツは、だらだら聞かない。
フランス語の母音には日本語にはない音がいくつかあります。
日本語がOSの私たちの脳にはその音が存在しないことになっていますから、それを聞き取るのは難しいはずです。同じように、単語を知らなければただの音の羅列としてしか聞こえず、言葉として認識されることはありません。
ですから、初心者のうちはだらだら聞いていても耳に自然にフランス語が聞こえてくるようになる、というのはなかなか時間がかかります。
聞くときは、「ながら」を止めて、集中。できればメモを取ります。
ポイントは、フレーズの最初に集中すること。フランス語はその仕組み上、主語と動詞が固まって頭にどどど、と出てきます。それを逃してしまうと「誰が何をした」という部分が抜けてしまい、話を把握することが不可能に近くなってしまいます。
日本語は、フレーズの一番最後の方に動詞が登場するため、日本人の耳はわりとのんびり話を捉えがちです。最後さえ抑えておけば話がなんとなくわかるからです。そのためか、フランス語のリズムに乗り遅れてしまうことが多いのです。だから、話のトップにとにかく食いついて行く意識を強く持つことが大切なんでしょうね。
更に、耳を澄ますポイントを絞ります。
まず、6つの人称。次に不規則動詞、そして次回やりますが、POUVOIR(できる)、VOULOIR(したい)、DEVOIR(しなければならない)などの頻度の高い動詞。
それ以外、繰り返し聞こえてくる音をカタカナでいいのでメモをしておくと、後でその単語に実際出会うと「あ、これだったの!」とすぐに記憶されます。
以前の記事に書いたフランスのウェブラジオのリンクをまとめてみました。
Radio France ラディオ・フランス (フランスの主なラジオ局の総合サイト)
France culture フランス・キュルチュール (インテリチャンネル。ルポタージュや朗読などが豊富)
France Inter フランス・アンテール (ニュース・ルポ・音楽・クイズ・インタビュー。視聴者参加が多く、話題も多ジャンルを網羅する)
France Info フランス・アンフォ (ニュース専門チャンネル)
FIP フィップ (音楽)
どのサイトも「direct」「écouter」をクリックすると別窓が開いて聞けるようになります。お勧めはフランス・アンフォ。DELF・DALFの試験にもよく出題されますよ。