Un petit bon présage. (いけそうな気がする~) 藤江屋の明石もなか。大好物。
ええと、たまにかなりの意訳をしますので、あまり頭から信じないほうがいいです、抄訳。 こんなところを参考にしているマニアックなあなたは気をつけてください、念のため。 今年のe-corフランス語コミュニケーション教室は一味違ったアプローチで始まったのですが、これが早くも大当たり?!で、今年一年終わるのが本当に楽しみな結果が次々と見えてきています。 アトリエでは恒例となった「ぼくわたし ことしのもくひょう」なんですが、2010年はこんな風に3段オチで作ってもらっています。 レベル1 思いついた、やってみたいフランス語の冒険。つまり、今現在は実現不可能と思えるものでもOKな目標。 例 : Je voudrais parler plus couramment français. (フランス語をもっとスラスラしゃべれたらいいな~) レベル2 レベル1を実現させるとしたら、何をしたらいい? 例 : Je pense apprendre par coeur un verbe par jour. (一日1動詞を覚えようと思う。) レベル3 では、レベル2をやるために、とりあえず今すぐできることは? 例 : Je vais chercher un petit cahier pour écrire des verbes. (動詞を書くための小さなノートを用意する。) さらには、「なぜ」レベル1を実現してみたいの?という疑問に答えます。 例 : Parce que je voudrais faire le tour de France. (だってフランス旅行がしてみたいから。) この3つのレベルは実現の可能性や自分の意志の程度をほのめかすニュアンスを学ぶようにもなっています。 レベル1は控えめな条件法。 レベル2になると、「やるつもり」という考えを表す、一種の近未来の形(もちろんallerを使った近未来表現でもOK) レベル3は一応これからやることだけれど、99.9%やる、という未来なので現在形を使って話します。 この3段オチが思わぬ威力を発揮して、即行動に移した人々が続出・・・ 一日一行日記を始めた人。辞書や参考書を揃えた人。勉強のためにも夜のお酒を控えると宣言した人。 そして、レベル2の「やるつもり」の計画が、本当に皆さんそれぞれの個性を発揮していて、添削する私のほうがうきうきしはじめました。 絵本を書く。 フランス語のレシピでパンを焼いてみる。 語学試験にチャレンジしてみる。 仕事にフランス語を取り入れてみる。 フランス語の映画をたくさん見る。 フランス語の原書を抜粋で読んでみる。 フランス語の勉強を続ける。 ・・・・ なんでしょう。やっと、e-corが目指しているところの「今生きているところでの毎日を豊かにするための語学」というものが少しずつ見えてきたような気がしました。皆さんが生き生きしているのを見ると幸福です。 生徒の皆さんに、たくさんたくさん力を頂いた2010年のスタートになりました。 Je vous remercie de tout mon coeur !! (心から感謝いたします!!) さらに、文章を作る訓練の補助アイテムとして「5W1Hボックス」を使ったところ、明快で美しいフランス語で書けるようになった皆様。教えている私がびっくりしました。「文法」としてやるのではなくて、「やり方」として説明するという出来損ないの手品みたいなものだったんですが、視点が変わるだけでこんな風にすんなり行っちゃうのですね。もちろん、あくまでベースですから何もかもこれで行けちゃうというわけではないですが、応用するためにはやっぱり軸になるものが要ります。 さて、アトリエの皆さんや、まもなくフランスから戻ってくるAさんに見習って、私も一行日記をやってみることにしました「ほぼ一行しやわせ日記」。今年ニルヴァーナを目指すものとして(!)は、日々のサティスファクションを追求しなければ。 昨晩、強行軍で見た「パイレーツ・ロック」も、今私の血を煮えたぎらせているのかもしれません。終わった後久々に、シンプルに「面白かった~!」と言った気がします。DVD買っちゃうかも。 明日は新潟ジャズストリートで鈴木恵QUARTETを見に行ってまいります。毎日日記に書くことが増えそうです。鈴木さんのHPできたんですね。TOPがかあいい・・・私もいい加減やろう、HPリニューアル。 *記事のタイトル : フランス語では「水の中の魚のように幸福」という表現をします。