C'est la saison...
そういう季節なんです・・・
先週から「なんだか風邪っぽいなぁ」という状態をずるずる引きずっていたところ、歯医者さんから「内科に行って下さい」とのお達しがでてしまいました。親知らずが抜かれたくないので最後の抵抗をしているのか・・・?しぶしぶ、内科の扉をたたくことに。 内科なんて高校生の時に一度行った以来。お医者はキライなのよ・・・。 先生は、私の脈と血圧を測った後おもむろに耳から採血をすると、シャーレにたらし、顕微鏡を覗いてカチカチカチカチ・・・ くるり、振り向くと爽やかに「6,600個ね」と言い放ちました。 「は?」 「白血球。6,600個です。」 い、今のカチカチ(先生は野鳥観察なんかで使うカウンターを持っていた)で、ろくせんろっぴゃく数えたんだろか・・・それとも、熱に浮かされてしばらくあちらの世界に行ってしまっていたのか??? 6,600・・・あ・・・まっくろくろすけが先生の頭の上を行進してる・・・あかん、熱が上がってきた・・・。 とりあえず、風邪薬を二日分出していただきました。 フランスで風邪を引くと、まず出てくるのが上の写真のイナラシォン(inhalation)。薬局で処方箋なしに手に入れることができます。ミントやユーカリなどのハーブオイルをアルコールと蒸留水で割ったもので、アロマテラピーの一種とも言えます。 小さめのボウルにこれを数滴たらし、熱湯を注いで湯気を吸うと、ハーブの効果で鼻と喉がスーッとしてすっきりします。 今は専用の容器を売っていますが、昔はバスタオルを頭から被ってスーハーしていました。 (「赤ちゃんに乾杯!」という映画でスーハーしているシーンがあります。このフランス映画、「スリーメン&ベビー」というタイトルでハリウッドリメイクされているのですが、確かヤバイものがうっかり写っていて話題になったような・・・) 私はいまだにバスタオル派。なぜかというと、サウナ効果があるので翌日お肌がぷるぷるになるというオマケがあるからなのです。うひひ。 まー、でもこういった付け焼刃な対処は、体調不良をだらだらと続けて周囲に迷惑をかけるばかりなので、やっぱり芯から健康美を目指さなくてはいかーん!と一念発起しました。 今週金曜日から、新たに・・・はてさて、何を始めるのか?! à suivre...* ------------------------------------------ * あ・スイーヴる : 「乞うご期待」