朝、読売新聞の書評を開いたら、Hさんこと橋本一径さんの「指紋論」が載っている。元ナント番長の著作とあらばぜひ読まねばと、図書館に本のリクエストをした。できれば買ってください・・・とつっこまれそうです。「ドアーズ まぼろしの世界 When You're Strange」を観に行く。 前回のストーンズのような1日限定ではないのに整理券が出ていた。今回は当日券で上演直前に滑り込む。客席はレイ・マンザレクのもみあげのようにもっさりとしていた。一見すると、ジム・モリスンよりもヤバそうな瞳のレイは「天空の城ラピュタ」のムスカ大佐のようだった。 メンバーは「天国と地獄の狭間にいる」ジム・モリスンの作り出すカオスに巻き込まれていたようでいて、その実彼を操る術を知っていた。ジムがドラッグや酒から抜けられなかったのはコントロールしようとする人々から逃れたかったからなのか。ジョニー・デップのナレーションは悪くない。 図書館に「ジム・モリスン詩集『神』『新しい創造物』」もリクエスト。同日に指紋についての本とLSDアルコールでキメキメだった人の詩集を頼んだので、ちょっぴり「ファンシーな」人だと思われているかもしれない。しかも丁度アンリ・ミショーを借りて返しそびれていたのだった。わたしがやったことあるのは、新大久保で求めた「合法」と注意書きのあるものだけです。