スゥリくん。ドイツの手彫りおもちゃです。猫用。
急にカタいフランス語で手紙を書かなくてはならなくなり、色々と検索をしましたら右肩だけこっています。あたた。
堅苦しいフランス語で読んだり書いたりする必要というのは、あちらにいると結構な頻度で起こります。その辺、腐っても書類社会。
銀行、税務署、住居とか、大学関係とか、携帯・ネットの契約や解約・・・とにかくありとあらゆるパターンがあるのですが、そのいずれもややこしい。
フランス人であっても、正しい書き方というのがよくわからず検索・・・そこでヒットするのが、「モデル」を集めたサイト。市長への抗議文から隣人とのトラブル(騒音・ゴミ問題など)、結婚式の招待状まで、一筆したためる可能性があるものを網羅しています。
が。
有料なんだよね・・・殆どが。一枚2.5€ほどから。
無料のところを探すものの自分が必要な「状況」にいまいちフィットしないものが多いとか、言い回しが不必要に懲っているとか、センスがない、などもろもろの理由で苦労します。
ちなみに、大学の小論文のモデルなんかもあったりします。論証の展開から結論まで面倒を見てくれて、課題に挙がりそうなメジャーな文学作品なんかは結構なお値段です。なので、私はお世話になることができませんでした(笑)。まー、私の場合は、もしモデルをコピペして論文を提出しても、明らかに滑らか過ぎるフランス語が怪しまれてすぐ足が付いただろうなー。
ところで、今まで私が書いたことがあるのは、
アパートの解約通知、隣人への騒音の抗議(かなり激しいもの)、携帯・固定電話・プロバイダへの解約通知、税務署への請願書、個人に対する警告書(!)。
をわ・・・今思い出すだけでもこんなにある・・・なんてめんどくさいんでしょ!フランス生活って。
(私が単に面倒くさい目に合い続けていただけです。)
だけど、ネイティブがどんな風な言い回しをしているのかを検索すると生のフランス語に触れることができるので、検索は有効な学習手段じゃないでしょうか。
まー、なにはともあれ、無事書き上げることが出来ました。
あほミスがないといいのだけれど。
diurnalemに「フランス語の手紙」というキーワードで検索サイトから来られる方が非常に多いのですが、こういった形式的な手紙の書き方について、また個人的な手紙などのご相談に応じます。代筆可。
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gratte-papier : グラットパピエgratter はひっかくこと、papierは紙、でやたらガリガリやるけどうだつのあがらない書記とか三文文士の意。