Passez un joyeux moment de Noël !
クリスマス、喜びあふれる時間を過ごされますように。
昨日はパティスリーな一日でございました。
クリスト首都ー連、おっと、シュトーレン(Christstollen)。いわずと知れたクリスマスに食べるドイツの菓子パン。
最近調子のいい自家製レーズン酵母でなかなか上手にできました。
本家本元は真ん中にマジパンが入るのですが、こちらは栗が入っています。
それから、アルザス地方に伝わるお菓子ベラベッカ(berawecka)。
名前は妖怪人間みたいですが、華やかで、さくさくスコーンのような食感です。
ドライフルーツがたくさん入っているのですが、本当はその名(ポワールのパンという意味らしいです)の示すとおりポワール・セシェ(ドライポワール)やポム・セシェ(同じくりんご)が入り、そば粉とライ麦粉で作るどす黒い(!)お菓子。ま、日本にいることだしあるもので作りましょ、ということで乾燥イチジク、レーズン2種、オレンジピール、アーモンドスライス、胡桃を赤ワインで浸したものが入りました。
生徒さんや、味噌汁の冷めない距離にある(笑)美容室には生チョコをプレゼントしました。フランスではチョコレートといえば、バレンタインではなくクリスマス(感謝祭でも卵型とかウサギ型のチョコレートが並びます)。わたしの場合、ノエルに限らず春夏秋冬「はい、おみやげ」とチョコの箱をどーんといただけると、もう大喜びです。
師走、「師」の片棒を担いでおりながら(師は純粋にはお坊さんのことらしいですが)、結構のんびりと5年ぶりの年の瀬を楽しんでいたところ、こんな問いにぶつかりました。
(1)今年、どんな経験をしましたか?
(2)今年、どんな出会いがありましたか?
(3)経験や出会いから、何を得ることができましたか?
(4)今年を振り返って、感謝したい人と事を挙げてください
(5)あなたにとっての今年を、「○○○の年」というように、ひと言で表わすとすると?
(6)年末までにやりたいことで、最も重要なことは何ですか?
(7)来年はどんな年にしたいですか?
野口嘉則さんというEQコーチングをされている方のメルマガからです。
わたしは、毎年、その年のキーワードというものを決めているのですが、一年を振り返ってみるとその言葉にまつわる様々な体験をさせて頂いたなという実感が沸きます。
ちなみに、今年2007年はポール・マッカートニーのアルバムから「Fine Line」というのを選んでいたのですが・・・うーん、確かに、日本に帰ってきて仕切り直し、改めて自分の人生のスタンダードを探す、「Fine Line」を探す旅だったような気がします。
今年の後半はたくさんの新しい出会いがありました。どの出会いもみんなすごくうれしいもので、宝物です。逆に、旧知の人とはからずも再開したり、連絡を貰ったり、心が温まる体験もいただきました。みんなみんな、どうもありがとう。
そして、もうひとつ、大事な大事な出会い。新しく誕生した「enseignant(教え導く者)」というわたし自身との。「先生」と呼ばれるとまだぎくしゃくしておりますが、フランス語と皆さんの間をつなぐ仲介人として精進していきたいと思っています。
2008年、キーワードはすでに決定済み。
来年は賑やかな一年になりそうな、そんな予感・・・。
もっともっと発信していけたらいいなと思っています。
Voilà, je tourne la page!
(ね、ページをめくったよ!)
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セツメイシヨウ!
Voilà(ヴォアラ):prep.(前置詞)、とは言え、動詞的な語。副詞的にも使われる。「ほらね!」「あれを見なよ!」「な?」などなど、聞き手の注意を促すのに最もよく使われる。フラ語的な使い方としては「Voilà, une imbécile!(ほれみろ、バカがここにひとりいるぜ!)」という意地悪なモノ。電車がホームに入ってきたり、待っていた人が現れるのを「あ!来たよ!」という意味で「Le(la) voilà!」なんて言う。là(ラ)は基本的に遠くのものを指す。近くの事柄についてはVoici(ヴォワシィ)。←口語ではあまり使わない。
tourner la page(トゥるネ ラ パージ)「ページを捲る」今までのことに区切りをつけ、再出発する、という意味で使うフラ語らしい表現。