今年の年賀状はフラ語でどうでしょ?
←これ、ナントでお世話になったバベさんに送るもの。
細かい手作業が好きだった奥さんが存命だったら、きっと喜んだだろうなあ・・・
無事、2008年4月からのe-cor出張教室inカルチャースクールの大まかな予定が整いました。さらにさらに、別の講義もできそうです。 ところで、現在悩み中なのが講座タイトル。わたしとしては、「Passion France」がやっぱりしっくり来ると感じていました。 んが(鼻濁音)。 スクールの支社長さんから、「パッションを日本語に直せないかなー。やっぱり年齢層があがるとね・・・あ、例えばさ、『大好きフランス』なんて、どお?」 だ、ダイスキ、っすか・・・ 一瞬、キャンディ・キャンディが満面の笑顔で駆け寄ってくる姿が脳裏をよぎりました。 Passion(パッシォン)は、「情熱」という意味の女性名詞。もともとラテン語のpassioから来ています。 ラテン語でもフラ語でも、一番目に来る意味は「苦しみ」「痛み」(キリストの受難)で、次に、感情的に「アツい」こと、が来ます。 なんていうか、熱さって度を越すと痛く感じますが、感情的にも痛みを感じる位の熱狂というイメージなんでしょうか。 (ちなみに、ノリがアツ過ぎる人はイタかったりもしますね。。。) ここから意味が広がって、「熱中」とか「もう、すっごい好きなもの!」という意味があります。 わたしの講座は3番目の意味と、熱く語るぜ!的な意味と、生徒さんにも「熱中」してもらいたいな・・・という願いがあるのですが、単語とか文法の習得なんていうのは、最初は「苦痛」に近いものもあったりして、やはりパッションです。 こんな感じの裏の意味はカタカナからは想像し難いのかもしれません。 しかし、「大好きフランス」だけは、カンベン願いたい・・・。 §パッションは暫く置いておいて。 そろそろ年賀状のことを考える時期です。 そこで、今週土曜日のe-cor NIC駅南教室では フランス語で年賀状を書いて見よう! というのをテーマのひとつにしてみようかな、と考えています。 フランスではクリスマスカード(carte de Noël、カルト ド ノエル)と年賀状(carte de vœux カルト ド ヴー)は一緒くたになっていることが多くて、大体12月中に届くように出します。 スタンダードなものはJoyeux Noël et Bonne année !!などですが、WEBカードなんかはことわざをひねってあったり、様々な表現があって見ているだけでとても勉強になります。 毎年悩む年賀状のデザイン、今年はちょっとフランス語でヴァージョンアップできちゃうかもしれません。 わたしも年賀状を買ってきたのでそろそろ作り始めようかな。 ロゴはやっぱり「大好きフランス」でね・・・。