前々から気になっていた「紋切り型」。 共に新潟出身、ナントで出会い、パリ-ナントという遠距離にも関わらず意気投合、の大切な友人ピアニストSちゃんがスイスへ遊びに行くので「お土産を探していてさー」、とうので思い出した。
セットとしてはとてもおもしろいのだけれど使い方の説明がわかりにくく不十分で、3回目の挑戦で初めて型どおりのものが出来上がった。 (私がわからずやなのかもしれないけれど、この「持ち合い麻の葉」を作るためには「折り方チャート」に従うと成功しないと思う) 私の名前には「麻」の字がつくのでいつの間にか「麻」の紋が好きになった。 紋ひとつだけ取ってみると星型に似ているところがなんとなくかわいい。 紋をつなげていくと、一つ一つが隣りの紋にとってかけがえのないものになる。 まさに「共存」。 麻の葉はぐんぐんと伸びるので、「すくすく育ちますように」という思いをこめて新生児へのお祝いにも使われるそうだ。 Sちゃんは本当に「人間力」がある素敵なひとだ。 そんな彼女とこの「持ち合い麻の葉」のように二人三脚でひとつのプロジェクトを打ち立てた。 2008年、新潟市とナント市は正式に姉妹都市となる。15年を超えた関係がここで一新し、もっと絆を深めていけたらいいなと思う。 新潟出身の私たちが、お祝いにできること。 両市に住み、「育てて」頂いたお礼として。 言葉や文化の違いを超えて二つの都市をつなげていくひとつの葉として、この紋のように「持ち合い」ができるひとりになろう。 ただいま、新潟。 ピーエス。 近々、わたし個人の活動に伴いブログも一新予定です。 Ne manquez pas! (乞うご期待!)