これが、最後の地層です。 ここにあと、英語とラテン語とFLE(Français Langue Etrangère)、古代ラテン文学、そして、去年やり残したDu BellayのRegretsとランスロットが入ります。
楽しみなのは、 Le Clézio、 Le chercheur d'or、
毎度あっちょんぶりけな中世、Robert le diable
そして、比較文学は来るところまで来たかの Mille et Une NuitsとContes du vampire、サンスクリット対決。
前学期は古代ギリシャのアリストテレス「詩学」が最古記録でしたが、今回はインド・ヨーロッパ言語の元祖、サンスクリットまで行くことに。
いつかは読みたいと思っていた「千夜一夜」にやっとたどり着く。 といっても、今回はシンドバッドのみなので、他のシリーズはたぶん日本に帰ってからアマゾン一括注文になりそうだけれど。 それにしても、ヴァンパイア・・・ 王子様が死体を運ぶ羽目になって、その死体にとり憑いたヴァンパイアが王子の耳元で 「おもしろい話をしてやろうか」 といって語り始める手法。 さすがは古代インド、設定からして半端じゃなく奇天烈です。 そこはかとなく、落語「死神」の世界。
あーもう、たのしみ~
最初の一週間は、身体が新しい時間割のリズムに慣れていないのと、新しい教科への緊張、おなじみの教室ダブルブッキングやら、先生の産休やらで落ち着かないのとで こちらもおなじみのつぶやき、
「'suis crevée(しんだ・・・)」
ベッドに倒れこむと3秒で昏睡。 もともと「羊の数えられない女」なので、 通常はワン・ツー・スリーで寝られる。 これって特技とも言える? 不眠と便秘には悩まされたことなし。健康万歳。
何はともあれ、2学期スタートです。 どうかデモで授業が潰れたりしませんよう。