ぽたり ぽたり
ぱらぱら
ぱたた
ぱたた
ぱたり
ざうわざうわざうわ
ぼぼぼ
ぼぼぼ
ぼぼぼざざぱた
朝 生暖かい風に乗って水滴がアスファルトに脈絡のない足跡を残していく
この感覚を知っている、意識の底がこそばゆい
夜 空が騒がしい 雲が駆け集まってくる
また風が吹いた
この記憶をくすぐる感覚が解けたとき、たぶん人はプルーストを経験できるんだろうなぁとトラムを待ちながらぼんやり思った。
プルーストといえば、昨日のケーキはおいしかったなぁ。 (この場合、プルースト→マドレーヌ、という連想ではなく、昨日お茶したときにケーキを食べながらプルーストの話になったのです)
フランスのサロン・ド・テは、むしろサロン・ド・ガトーです。お茶はどうでもいい。 (というお店が多い)
Sさんごちそうさま。