2017年も残り60日を切りました。時の経つのは早いですね ! さて、今月は、昨年末に作った2017年のウィッシュリスト20が、ここまでいくつ現実化したかについて、見ていきましょう。いくつチェックがつけられたでしょうか?小さなこと、大きなこと、何ができて何ができなかったか、過去形を使って話してみましょう。仏検を受ける人は、間違えやすい過去形の問題を見直して、ここでしっかり理解して合格を引き寄せましょう!
独特の視点を持つフランス語の過去形
フランス語の「過去形」で、普段使う形は大きくわけて3つあります。
- 複合過去形
- 半過去形
- 大過去形
これに、現在形を使って直近に起こったことを述べる近接過去形を加えた4つがフランス語で過去の話をする際に必要な形となります。(単純過去形は主に書き言葉として、小説やテレビ・ラジオ・映画の中でのナレーションなどで使われるので、日常会話では使われません。)
この4つの形をどのように使い分けたらいいのかよくわからない... それでなくても、活用で考えることがたくさんある過去形でつまづいてしまうという人や、半過去形は使い所が曖昧で、けっきょく複合過去だけをゴリ押しで使う!という人も、意外に多いのではないでしょうか?
フランス語の過去形は、英語の現在・過去完了形とはまた違った独特の視点があり、フランス人が時間をどのように捉えているのかが見えてくるひじょーに面白い!時制なのですよ。
過去形から見えてくる「時」の捉え方
- なぜ、複合過去形は「過去」と言っておきながら「be動詞」であるêtreと 「have」にあたる avoirの直接法現在形を使うのでしょう?
そのカギは、複合過去形の「ふるまい」を見ていくとわかってきます。
- 半過去形は「ある程度の時間その状態だったことを表す」と言われるけれど、「私は小さいときからチョコレートがずっと好きだった」という時には半過去を使わないのはなぜ?
これも、実は半過去形を学んだ際に見逃しがちな、「ウラの意味」が内包されていることを理解すれば納得できちゃうのです!
わかっているようでよくわからない、フランス語の過去形学習で誰もがつまずく疑問を解消することで、過去形を使うことがぐっと楽しく、ワクワクするものになりますよ!
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