アトリエ 2017-12月のテーマ : 2018年、わたしのことば、わたしのフレーズ
e-cor (エコール)フランス語コミュニケーション教室は、2017年12月1日で開講10周年となります。フランス留学から戻ってきて、半年でえいっと立ち上げた教室。フランス語なんてニーズがあるのだろうか?と不安を感じながらも、ここまで続けることができているのは、ひとえに今までご一緒に勉強されてきた方々のおかげです。ほんのちょっとのすれ違いだった方も、長く通っていらっしゃる方も、すべての出会いに心より感謝申し上げます。
フランス語(に限らず、学びってすべてそうなんでしょうが)を身につけることを考える時、常に私の中では「らせん」のイメージがあります。同じことを繰り返しているようで、立ち止まってちょっと眺めてみると実は少しずつ高く登っていっている、というもの。「もう知っている」「大丈夫」のつもりが、日々のレッスンの中で「あれ、こんなパーツが抜けてた!」とびっくりすることはしょっちゅうです。
11年目に入るエコールでは、また一歩一歩新たなきもちで歩み出して行きます。でも、決して同じところをぐるぐる回っているのではありません。少しずつ上にのぼって行けるよう、なによりも、わたし自身が永久学習者として、みなさんと一緒にフランス語をさまざまな角度から楽しむレッスンを通じて、当初からのコンセプト「日常を豊かにするフランス語」を伝えていきたいなと考えています ! (わたしが一番楽しんでるかも?!)
11年目からも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、2017年最後の月のテーマです!
師走...ソワソワと落ち着かない日々といえども、ちょっとひといき、心を落ち着けて、今月は様々なproverbes et citations (著名人のことばの引用) をフランス語で声に出して読みながら、来年の自分を象徴するような言葉やフレーズを自分のために選んでみましょう!こんな一年にしたいな・・・ということばを有名無名にかかわらず、賢人たちの智恵に触れてみます。フランス語ではこんな風に言うの?!なんていうおなじみのフレーズも登場しますよ〜!
フランス人は引用好き?
手紙やメールのやり取りの中で、また話の中で、フランス語のproverbe (ことわざ) やcitation (引用)を挟むことはよくあります。作家、芸術家や俳優などの著名人が発した言葉には、その人らしいエスプリが効いており、心に残るものが多くありますよね!
今月は、これらの比較的短いフレーズを声に出して読みながら、シラブルを始めとするフランス語の発音のしくみをもう一度おさらいし、口にフランス語の「筋肉」を付けていきましょう。
シラブルと発音のしくみ
シラブルについては、仏和辞典の初めの方に詳細が載っているものの、わかるようなわからないような・・・と遠巻きに眺めて、なんとなく雰囲気で発音していたりしませんか?
シラブルをしっかり理解することは、フランス語が読めるようになるのに欠かせないことですが、実はそれだけにとどまりません。私たちの脳は全ての情報を結びつけてくれる素晴らしい働きがあり、発音だけを曖昧にしたまま学習してしまうと、文法理解の足をひっぱられてしまったり、単語が覚えられなかったり、綴りを間違えてしまったりと、学習全般に影響することになってしまうのです!
(これとは逆の減少で、文法の勉強を集中して行った後に会話がスムーズになるということも、私は経験しました。不思議なように思えますが、全部つながっているのだから、当たり前なんです。)
なにより、きちんと発音できると自覚することで、フランス語を声に出すのが楽しくなり、会話への自信にもつながりますよ!すてきなことばたちを、一緒に読んでみましょう!
アトリエのスケジュール
火曜日のアトリエ (※ 不定期)
5, 12, 19, 26
土曜日のアトリエ
2, 9, 16, 23
個人レッスン・ラトラパージュ(補講) :
時間:90分マンツーマン ※ご希望の時間をご予約下さい。(下記以外の曜日・時間をご希望の場合、ご相談ください。
水曜日 三条教室
※ 水曜日の中山教室での個人レッスンについては、要お問い合わせ。
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