フランス語って覚えることがたくさんあって大変!という印象を持たれる方が多いのではないでしょうか。
「膨大な語彙が覚えられない」
「動詞の活用形を混同してしまう」
「単語帳の作り方がわからない」
というお悩みは、生徒さんからも、受け持ちの学生からもよく聞きます。
たしかに、暗記については私も、ナント大学でラテン語や古フランス語を学んでいた時、本当に困っていろいろと試してみました。
(ラテン語や古フランス語は現代フランス語より活用や語尾変化の種類がたくさんあり覚えるのがそれは大変でした...)
結局、いい方法が見つからないままになってしまいました。
フォトリーディングなどの特殊能力をラッキーにも持ち合わせていない限り、暗記は、一般の学習者が多かれ少なかれ苦労する問題ですよね。
しかし、最近、様々な学習方法を研究した書籍を読んだり、学生たちの様子を観察したりしていく中で、
私を含めた多くの学習者が、そもそも「覚える」という行為について勘違いしているのでは、
と気づくことがありました。
今月は、「覚える」ってどういうこと?暗記はどうやったらいいのだろう?
ということについて改めて考えながら、
フランス語での基本のやりとりを覚えて使えるように練習していきましょう!
毎年恒例のんびり夏休みスクラブル大会を返上し、ちょっぴりハードに行きます。
ここで「自分の覚える手順」を身に着けてしまえば、
他の分野の勉強でも、日常生活でも応用できるようになりますよ!
今月は学習法が学べます!→ お申し込み
※ 都合により、現在個人レッスンの新規受付を停止しております。申し訳ございません。グループレッスンであれば参加は可能です。
「効率の良い暗記方法」とは・・・
よく「効率の良い方法はないですか?」
という質問を受けるのですが、声を大にして言いたいのは、
「効率の良い学習法」などありません!
ただただ、毎日地味にやるしかないんです。
もう一つ、「暗記」という言葉に対して私たちが抱きがちな、
「暗記=闇雲に覚える」
「つまらない作業」
「苦痛しかない」
ではない!
ということ。
「覚えること」を上のように捉えていたら、そりゃあ暗記が苦手になってしまうでしょう。
さらに、そうやってただ、5語を100回ずつ書いて頭にはちっとも入っていなかったとなれば、「もうやーめた」となってしまうのは当たり前です。
私は辛いことがキライなので、
努力に「苦しみ」「乗り越える」「根性」など
おなじみの辛いイメージを結びつけないように心がけています。
(それを快感に感じるタイプの人はどんどん結びつけてOKです!
要は、自分が「気持ちいい」と感じる方向を向くほうがよいってことです。)
「覚える」<「思い出す」
では、「覚える」って何をすればいいのでしょう?
勉強が得意な人たちが様々に言っていることで、作業として大切なのは「思い出す」ってことです。
思い出すという作業によって、情報を脳に定着させるのですが、それにはちょっとしたコツが必要です。レッスンで「思い出す」練習をし、1週間の間、そのコツに従って自宅で練習をしてみて下さい。1度成功すれば、そのやり方に従って続けていくことができるはずです。
「えーとなんだっけ」が楽しくなって来たら、この夏にどこまでできるか、参考書や単語ノートでチャレンジをしてみましょう。
夏の間に学習習慣を作っておいて、秋によいスタートダッシュを切りましょう!
お知らせ:
夏季休業のおしらせ
教室はは2018/8/5(日)〜15(水)まで休業をさせていただきます。
お問い合わせにつきましては16(木)より順次お返事をいたします。
よろしくお願い申し上げます。
個人レッスンの一般新規受付を一旦中止いたします
2018年6月より、個人レッスンの新規受付を無期限で中止させていただきます。
多忙により、私自身がこれ以上の人数の個別フォローが難しくなってしまったためです。
ただし、現在通われている方からのご推薦があったり、大学や専門学校・一般向けセミナーで私の講義をとっていたことがあり、留学や各種試験受験のための準備が必要であるという方は、お受けさせていただく場合もございますので、ご相談ください。
アトリエ(グループレッスン)は随時参加可能です。アトリエに通いながら個人レッスンに空席ができるのをお待ちいただくことができます。その場合、
レッスンの空きができましたら、優先的にお知らせを送らせていただきますので、レッスン体験のお申し込み ( 応募フォーム )ご記入の際、「個人レッスン空席待ち」にチェックを入れてください。
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