今月は様々な活用をカードゲームで覚えていきます。
フランス語でうまく話せるようになるためには様々な練習をする必要がありますが、大きなウエイトを占めるのが、「頭の中で文が組み立てられるようにする」という作業になります。日々言葉の「出し入れ」をすることで、さっと頭の中で主語に合わせた活用形が出てきたり、否定形になったりしたときにも「えーと」と考えずに正しく口に出せるようになるんですね。
普段から、その訓練をするために、カードを使って強制的(自然に口に出したくなり、覚えようとする仕組みになっています!)に活用を口に出すようにすると、
何度もやっているうちに口と舌の「フランス筋」が鍛えられて発音しやすくなりますし、頭で考えずにスッと活用形が出てくるようになります。その活用形がアタリマエになってしまうのです !
「当たり前」になってしまえばもう辛くありません。筋トレと一緒で、まいにち続けることが重要なんです。
今月もフランス語を初めてみようかな、という方にも入りやすい初級の内容です!→ お申し込み
※ 都合により、現在個人レッスンの新規受付を停止しております。申し訳ございません。グループレッスンであれば参加は可能です。
手持ちピース、分類すれば意外にシンプル
文字にして書きだすのにはそれなりに時間がかかりますから、その間にゆっくり考えることができますが、会話では頭の中で各ピースを順番通りにはめていかなくてはいけません。繰り返し口に出し、繰り返し間違えたり成功したりしていくことで、だんだんそのピースを大きくしていきます。そうすれば、何も考えずに、さっと一文が口に出せるようになってきます。
例をあげてみましょう。
フランス語の初級でぶつかるのが、
「1つの動詞に6つの形を覚えなくちゃいけない!」
という恐怖。
人称が6つあるため、動詞の活用形が6つに分かれ、それを使いこなさなければならないと思いがちです。
たしかに、つづりの上では活用語尾は6つに分かれますが、発音上は、動詞数が一番多い-ERタイプであればたった3つだけです。
parler (話す) であれば、
- je / tu / il / ils [paʁ.l (パるル)]
- nous [paʁ.lɔ̃ (パるロン) ]
- vous [paʁ.le (パるレ) ]
の3つ。これが、ils の複数形でちょっと変化があったり、vous の語尾が変わったりすることが稀にありますが、-ERの動詞は全動詞の90%を占めると言われていますので、この音のパターンを把握していればだいぶ楽になるわけです。
活用表を頭から暗唱していると、どうしても ils の活用を思い出すのが大変になります。でも、多くの-ER は je = ils とざっくり把握できていれば考える時間が少なくなりますよね。
ピースを大きなセットにする
否定形になると、一度縮約で主語とくっついた動詞が剥がされて、今度は ne と合体したりします。これも、このように考えていると頭の中で思い出す時にとても苦労しますから、
j'ai [ ʒe (ジェ) ] → je n'ai pas [ ʒ(ə).ne.pɑ (ジュネパ) ]
と、本来は「 je」「 ne」「ai」「pas」 という4つのピースを 「je n'ai pas」 という1つのピースにしてしまうのです。
4つのピースに分かれたまま覚えているから ne ai の縮約を忘れてしまうのであって、フランス語がある程度使える人は、いちいちそこで「縮約をしなければならない」などと考えたりはしません。
さらに言えば、 「わたしは 持っていない」= 「Je n'ai pas de [ ʒ(ə).ne.pɑ. d (ジュネパd) ]」
までセットになっていればポンと1秒で口に出せてしまいます。
「彼らは持っていない」= 「il n'ont pas de [ il.nɔ̃ .pɑ. d (イルノンパd) ]」も、頭の中で1ピースになっていれば、je から順番に活用形を唱える必要はありません。
活用を覚えるというのは、「使えるようにするために」覚えることです。
リストを暗唱できるようにするのではなく、自分が言いたいことを言えるようにするために覚えてくださいね!
お知らせ:個人レッスンの一般新規受付を一旦中止いたします
2018年6月より、個人レッスンの新規受付を無期限で中止させていただきます。
多忙により、私自身がこれ以上の人数の個別フォローが難しくなってしまったためです。
ただし、現在通われている方からのご推薦があったり、大学や専門学校・一般向けセミナーで私の講義をとっていたことがあり、留学やフランス語での各種試験準備が必要であるという方は、お受けさせていただく場合もございます。
アトリエ(グループレッスン)は随時参加可能です。アトリエに通いながら個人レッスンに空席ができるのをお待ちいただくことができます。その場合、
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