4月から始まった「文法を初めからひとつひとつ/リスニングのための会話力」シリーズ、今月は形容詞を使いこなせるようになりましょう。
フランス語の形容詞を使うには
女性形の語尾変化
性数一致
冠詞の変化
ポジション(名詞の前後)
男性形第2形(beau→bel)
…と、気をつけなければならないことが盛りだくさん!
慣れるまでは、頭の中で名詞グループを作るのが大変。
まずは、C’est / Ce sont を使い、「ひとこと感想」を言えるようになるところからスタートしましょう。
「その本、面白いよ」「あの映画、感動した!」「あの人って親切だよね」「うちの猫はホントわがままで」
日常会話において、様々なシチュエーションで使われる形容詞ですが、いざフランス語で言ってみようとすると、
「えーと、女性形ってなんだったけ」「日本語を直訳しても変にならないかな?」「辞書で調べるといろんな表現があるんだけど、どれを使ったらしっくり来るんだろう…?」
と、引っかかるポイントが多く、作文に苦労したりしていませんか?
確かに、形容詞は名詞に付いたり主語の属詞として登場するの形容詞は、常に一致のことを考えなければならず、また、その位置によっては冠詞の形が変わってしまうこともありますよね
(不定冠詞 pl. のdes → 名詞の前に置かれる形容詞がある場合、de になります)。
「あ”〜もうめんどくせー!」
となるのも致し方ありません。(ちなみに、私は文法の規則が面倒なものほど、「オラ、わくわくしてきたぞ!」と使いたくなるタイプです。え?変態?)
そこで、スピードが重視される会話では、この面倒なルールをある程度回避しつつ、さっとコメントできるようになるために、「悪魔のカード」を切る練習(!)をいたします。
少し形容詞に慣れてきたら、いよいよGN(名詞グループ)を作る練習をしていきます。これも、ある程度繰り返してパターンを知ってしまえば、いちいち考えなくてもできるようになるもの。出された例文を頭の中でフランス語に変換して口にだす練習をしていきましょう。
中級〜上級は、「日本語表現とのすれちがい」を考えて仏語変換する練習をします。例えば、「大丈夫」って表現は何通りもありますよね? では、
会社で、「明日、早めに出勤してもらってもいいですか?」「あ、大丈夫です」
の「大丈夫」は、一体どの表現を使えばいいでしょうか? (答え↓)
その時の文脈に適当な変換をしなければ、とんちんかんな答えになってしまいます。仏検の和文仏訳問題で問われるのは、そのあたりの「意訳」がスムーズにできるか、というところ。
初心者は、日本語のパーツひとつひとつをフランス語に替えるところを練習しますが、中級以上では、パーツを大きく取り、文意をまるごとフランス語に変えて自由に引き出せるように繰り返し練習して、表現の引き出しを増やしていきましょう!
お知らせ:
2019年5-7月、木曜日のアトリエをお休みさせていただきます。
木曜日にレッスンを受けていた方には、火曜日・水曜日・金曜日の午後に振替させていただきます。どうぞご了承くださいませ。
個人レッスンの一般新規受付を再開いたします。
個人レッスンの一般新規受付を再開いたします。
2019年3月より、期間限定で個人レッスンの新規受付をさせていただきます。
昨年6月から、多忙により、私自身がこれ以上の人数の個別フォローが難しくなってしまったため、個人レッスンの新規お申込みをお断りさせていただいておりました。
2019年3月より、在籍枠がひとつ空きますのでお申込みの再開をさせていただきます。
お申込み対象は以下の方のみとさせていただきますのでご了承ください。
少なくとも3ヶ月はレッスンを継続して受けられる方。短期の旅行や急なフランス語圏からの来客への対応のために、臨時で1回だけレッスンを受けたいという方は、誠に申し訳ございませんがお断り申し上げます。ただし、数回レッスンを受けてみて合わなければ入室をキャンセルしていただくことは可能です。
アトリエのスケジュール
土曜日のアトリエ
5月 11, 18, 25
6月 1, 15, 22, 29 (8は都合によりおやすみです)
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※火曜日のアトリエは個人レッスンの時間帯となりました。上記お知らせを御覧ください。
個人レッスンのスケジュール
時間:90分マンツーマン ※ご希望の時間をご予約下さい。下記以外の曜日・時間をご希望の場合、ご相談に応じます。詳細はお問い合わせください。
月曜日 三条教室
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